2026年10月9日〜11日に奈良で開催された「AiANZ獣医皮膚科シンポジウム」に、当院院長・大隅と皮膚科担当の馬場、他スタッフが参加いたしました。
今回は、オーストラリアの獣医師の先生方とも協力し、ビデオオトスコープを用いたドライラボ(実習形式の講習)の講師を担当いたしました。
実習では、実際に当院の診療で使用しているビデオオトスコープと、院長・大隅が監修して製作した耳道モデルを使用しました。
オトスコープの基本的な持ち方や操作方法から、耳道内にある異物を鉗子で除去する手技まで、日常診療に直結する実践的な内容を中心に指導を行いました。
実習は午前・午後の2部制で、それぞれ約15名、合計約30名の獣医師の先生方にご参加いただきました。各グループ半日ずつの時間をかけ、実際に機器を操作しながら、当院で日頃実践している耳科診療の技術や工夫を直接お伝えする貴重な機会となりました。
ビデオオトスコープは、耳道内の詳細な観察だけでなく、耳垢や異物の除去、耳道洗浄など、さまざまな処置に活用できる機器です。一方で、安全かつ適切に使用するためには、機器の操作に関する知識と技術の習得が重要となります。
今回の実習でお伝えした技術が、参加された先生方の各施設での日常診療に役立ち、より多くの動物たちの耳科疾患の治療につながることを願っております。
当院では今後も、耳科・皮膚科領域における診療技術の向上に努めるとともに、学会や実習を通じた知識・技術の共有にも積極的に取り組み、獣医療の発展に貢献してまいります。



