【歯科】歯を温存するために歯周外科治療を行なった症例13

歯科担当獣医師の森田です!

以前紹介したブログ「歯周外科治療とは」を解説しました。
今回はそんな歯周外科治療及を行なった症例を報告させて頂きます。

歯周組織再生治療

まず、超音波スケーラーを使って慎重に歯石を除去した後、歯周ポケットを切開し歯根に付着した小さな歯垢や歯石を取り除きます。


そして、本来歯根が付着する歯肉の内側、歯周病の進行とともに粘膜上皮が入り込んでしまった部分をキュレッタージし除去します。
組織がしっかり出血することを確認し、歯肉を切開していきます。

歯根部の洗浄及びデブライド後は血餅を封入するように歯肉縫合を行います。

まとめ

歯周組織再生治療の予後は、手技だけでなくその後のデンタルケアにも大きく左右されます。
歯周病の進行具合やお家でどこまでデンタルケアができるかなど総合的な判断をもとに治療を選択する必要がありますが、歯を温存したいという方に提示できる新しい治療です。

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