【皮膚】猫のアレルギー診断は「問診」が9割〜何を確認するの?〜

こんにちは。東京動物皮膚科センターの馬場です。

猫のかゆい病気の診断において、検査よりも「問診」が非常に重要です。


今回は当院で実際に確認している主な問診ポイントをご紹介します。


外部寄生虫・感染症を疑うとき

・外に出ることはありますか?
・他の動物と接触する機会がありますか?
・飼い主さんや同居動物に皮膚症状はありますか?
・ノミ・ダニ予防薬を定期的に使っていますか?何を使っていますか?


アレルギー性皮膚炎を疑うとき

・何歳ごろから症状がありますか?
・季節性(特定の時期に悪化する)はありますか?
・症状が出る前にフードやおやつを変えましたか?
・以前に治療を受けたことがありますか?反応はどうでしたか?
・くしゃみや目やになどの呼吸器・眼の症状もありますか?


心因性・局所の違和感を疑うとき

・頻尿・血尿・歩様の変化はありますか?
・性格はどんなタイプですか(おっとり/神経質など)?
・環境の変化(引越し・工事・新しいペット・家族構成の変化など)はありましたか?
・飼い主さんと遊んでいるときもなめますか?


この問診で多くの場合、おおよその方向性が見えてきます。「検査よりも問診」とよく言われるのはこのためです。

次回は猫アトピー(FASS)の診断と言葉の定義について解説します。

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