【活動報告】ヨーロッパ獣医皮膚科学会(ESVD-ECVD-ISVD)参加報告

こんにちは。皮膚科の馬場です。

先日、スペイン・ビルバオで開催された第35回ヨーロッパ獣医皮膚科学会(ESVD-ECVD-ISVD Congress)に院長の大隅と参加してきました。
本会は世界中の獣医皮膚科医が集う大規模な国際学会で、今年も実に多彩で充実したプログラムが組まれていました。

学会では、犬猫の皮膚疾患の最新治療や診断技術に関する講演が多数行われました。


たとえば、犬種特異的な皮膚疾患に関する最新の知見、短頭種犬に多くみられる皮膚疾患や耳疾患のマネジメント、さらには新しいガイドライン(ISCAIDによる犬の膿皮症ガイドラインなど)の紹介もあり、日常臨床に直結する情報を多く得ることができました。
また、アトピー性皮膚炎や新規JAK阻害薬に関する最新の研究報告もあり、今後の治療選択肢に関わる重要な知見を学ぶことができました。

学術的なセッションに加えて、交流の場としてのイベントも充実していました。
ウェルカムレセプションはフランク・ゲーリー設計で有名なグッゲンハイム美術館で行われ、学会参加者が美術館を貸し切って集うという貴重な体験でした。


また、歴史ある会員制クラブ「La Sociedad Bilbaina」でのディナーパーティーでは、バスク地方の伝統的な料理を堪能しながら、世界各国の先生方と親睦を深めることができました。

今回の学会参加を通じて、最新の知見を吸収できただけでなく、世界中の獣医皮膚科医との交流を通じて多くの刺激を受けました。今後の診療や研究活動に大いに役立てていきたいと思います。