【歯科】小型犬に多い小臼歯の叢生と歯周病リスク

小型犬は歯が叢生しやすい

トイプードル、チワワ、ダックスフンドなどの小型犬は、顎が小さいために歯が叢生(乱れて生えること)しやすい特徴があります。
特に前臼歯(小臼歯)の部分はスペースが狭く、歯石や歯垢が溜まりやすい場所です。


症例紹介:前臼歯の叢生と重度歯周病

今回の症例は、小型犬で上顎の第一前臼歯から第三前臼歯に歯石の沈着を認めました。

  • 歯石沈着が著明
  • 歯科レントゲン検査で重度の歯周病を確認

⚠ 機能歯を守るために小臼歯を抜歯することも

犬の口の中で重要な「機能歯」は、

  • 犬歯(かみ切る歯)
  • 第四前臼歯(かみ砕く歯)

    などです。

一方、小臼歯は食事で大きな役割を持たず、棒状のものをくわえる程度の機能しかありません。
そのため、小臼歯の歯周病が隣接する機能歯に悪影響を及ぼす前に抜歯することもあります。


まとめ

  • 小型犬は歯が叢生しやすく、歯周病の進行が早い
  • 特に犬歯や第四前臼歯を守るために、隣接する小臼歯の管理が重要
  • 定期的な歯科検診とスケーリングで、歯石や炎症を予防しましょう

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東京動物皮膚科センター/神宮前動物病院では、小型犬に多い歯の叢生や歯周病についても丁寧に検査・治療を行っています。
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